先進事例

2019年度奨励賞

AI・ICT等の技術の活用

ナースハッピープロジェクト(NHP)看護師がハッピーに、やりがいを感じられる職場を~看護師業務の業務改善~

施設名 聖マリアンナ医科大学病院(神奈川県)
種別 病院
病床規模 病床規模 1208床 従業員数 2440名 看護職員数 1143名
受賞理由高度急性期医療の現場での多忙な業務に対する看護師の疲弊感、やりがいの喪失、離職につながる課題に対し、業務効率化に向けて記録内容の見直し、電子カルテ入力時の音声入力システムの導入(発声による文字入力を活用し、患者のベッドサイドでの録音、患者介助時のトイレ待ちや患者搬送のエレベータの待ち時間など隙間時間の有効活用)等の取り組みを行った。
 本取り組みにより業務時間外の記録時間が30分減少し、業務時間内の記録時間が約2倍に増加する等の効果があった。音声入力システムの使用による記録時間の減少に加え、看護職員満足度調査結果におけるトライアル前後の比較は、前年度と比べて、「患者ケア時間の充足」項目:0→11.1ポイント、「患者ケア」項目:0→22.2ポイントへと上昇し、患者ケアの充実が図れた。さらに「やりがい」項目:9.5→22.2ポイント、「職場の人間関係」項目:9.5→16.7ポイントへ上昇し、看護実践に関する満足度の向上、職員間の連携強化等の成果が得られた。
 本取り組みは汎用性の高さ、効果の高さ、先進性が評価された。
参照データ
取り組み
紹介動画
試行実施施設

この取り組みを参考に下記施設が試してみました!
・社会医療法人柏葉会 柏葉脳神経外科病院
【試行取組概要】【取組動画】
・医療法人社団明芳会 横浜新都市脳神経外科病院

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