先進事例

2020年度最優秀賞

AI・ICT等の技術の活用

訪問看護におけるエコーによるアセスメント導入とICTを使った医師との連携

施設名 株式会社トラントユイット 訪問看護ステーションフレンズ(北海道)
種別 訪問看護ステーション
病床規模 病床規模従業員数 20名 看護職員数 20名
受賞理由従来のフィジカルアセスメントのみでは症状の根拠を把握しきれず、また遠隔地域への訪問の実施によって多職種との情報共有に時間を要することで、患者への早期介入に課題があった。これに対し、訪問看護師が持ち運び可能な携帯型エコーをフィジカルアセスメントの充実のために導入し、嚥下・排泄・褥瘡のアセスメントに活用した。そして「地域医療情報システム」によりエコー画像を医師とタイムリーに共有し、訪問中、その場でケアプランに活かし、的確なケアの提供を実施した結果、多職種連携による正確なアセスメントと患者への早期介入が実現し、緊急訪問や電話相談回数が減少するなど、患者の生活の質を高めることに貢献した。
携帯型エコーのような医療デバイスは、アセスメントツールとして非侵襲性が高く、かつ短時間で正確な情報を得て看護ケアにつなげることが可能である。今後の看護師のフィジカルアセスメント能力を支えるという点でも高く評価された。
参照データ
取り組み
紹介動画
試行実施施設

この取り組みを参考に下記施設が試してみました!
・医療法人葛西医院 訪問看護ステーションかっさい
・社会福祉法人髙陽会 訪問看護ステーション騏驎
【試行取組概要】 【取組動画】
・営利法人 訪問看護ステーション レジハピ

この記事をシェア