先進事例

2020年度特別賞
その他の工夫,業務改善
整形外科分野における術後病衣の工夫
施設名 | 医療法人社団おると会 浜脇整形外科病院(広島県) |
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種別 | 病院 |
病床規模 | 病床規模 160床 従業員数 368名 看護職員数 162名 |
受賞理由 | 整形外科領域において、術後創部の処置・確認をする際、安静を保ちながら、その都度、装具・衣類の着脱が必要となるが、その処置には看護師の労力・時間を要し、患者にとっても負担が大きいことが課題だったのに対し、装具や衣類を着脱せずに創部を確認可能な肩病衣を看護師が考案した。上肢関連の手術全般に適応した肩病衣を独自に作成し、全入院患者が術後の一定期間、肩病衣を使用できる体制を整備した。 その結果、術後処置の介助・清拭時に要する看護師の人員削減、また、医師の処置・観察にかかる準備の削減に加え、患者の羞恥心への配慮等、患者の精神的・身体的負担の軽減にもつながった。 医師等の多職種や患者にもたらした効果も大きい点、自施設で特殊病衣を考案していることで今後更なる展開が期待できる点が評価された。 |
参照データ | |
取り組み 紹介動画 |
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2020年度最優秀賞
業務改善
広島県厚生農業協同組合連合会 廣島総合病院(広島県)
チーム医療による新たな手術室運営方法の確立~組織を巻き込んだ3カ年計画の取り組みを通して~
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2022年度優秀賞
業務改善
社会福祉法人恩賜財団 済生会松阪総合病院(三重県)
医療機器と電子カルテのデータ共有による看護業務の効率化~専従医療安全管理者の立場から~