先進事例
2020年度最優秀賞
業務改善
チーム医療による新たな手術室運営方法の確立~組織を巻き込んだ3カ年計画の取り組みを通して~
施設名 | 広島県厚生農業協同組合連合会 廣島総合病院(広島県) |
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種別 | 病院 |
病床規模 | 病床規模 531床 従業員数 1099名 看護職員数 664名 |
受賞理由 | 急性期医療を担っているため緊急手術が多く、手術室看護師の時間外勤務が常態化し、特に若手看護師の離職率が高く、労働環境の改善や周手術期看護を担う人材育成に課題があった。これに対し、フィールド・イノベーション活動により問題点を可視化し、手術室への積極的人員配置、交代制勤務の導入等による業務改善を行い、さらには、手術室関連病棟への療養支援など、他部署・多職種と連携した、手術室看護師をはじめとする外科系看護師のキャリアデザイン構築にも取り組んだ結果、時間外労働時間の削減に加え、術前訪問実施率の増加、二次的合併症の発生率減少を達成し、さらに、多職種間や病棟・手術室の連携も強化され、周手術期看護の質向上に大きく貢献した。 本取り組みは、これらの成果に加え、患者にもたらされた効果が大きく、また、手術室以外の技術的に特殊かつ人材育成に時間を要する他の部署においても汎用性が高い点が評価された。 |
参照データ | |
取り組み 紹介動画 |