先進事例

2019年度奨励賞

タスク・シフト/シェア・多職種連携,業務改善

外来病棟一元化による勤務環境改善

施設名 国民健康保険 小松市民病院(石川県)
種別 病院
病床規模 病床規模 340床 従業員数 575名 看護職員数 336名
受賞理由外来看護体制は専従に近く、限られた人数での対応を余儀なくされており、時間外勤務や有給休暇の取得に課題があった。これに対し、部署・看護師長間の協働・補完体制を整備し、全病棟を対象に外来との一元化を実現することにより、病棟および外来看護師の連携を進めた結果、時間外勤務の削減、年次有給休暇取得の増加等、外来看護師の負担軽減につながった。さらに、業務効率化により生み出された時間は、インフォームドコンセントへの同席回数の増加など患者へのケアの充実、同じ看護師が入院前・入院中・退院後にかかわることによる患者への安心感の提供など、患者目線でのきめ細かいケアの提供に成功した。
本取り組みは、現在一部の領域でのみ行われている外来病棟一元管理を病院全体に広げたという先進性、それによる顕著な業務効率化、患者の満足度につながったという効果が評価された。
参照データ
取り組み
紹介動画
試行実施施設

この取り組みを参考に下記施設が試してみました!
・社会医療法人財団大樹会 総合病院回生病院
【試行取組概要】【取組動画】
・日本赤十字社 庄原赤十字病院

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