先進事例

2019年度最優秀賞

業務改善

「ユニフォーム2色制」と「ポリバレントナース育成」による持続可能な残業削減への取り組み

施設名 一般社団法人熊本市医師会 熊本地域医療センター(熊本県)
種別 病院
病床規模 病床規模 227床 従業員数 418名 看護職員数 217名
受賞理由次勤務者へ引継ぎ可能な業務による残業の多さが課題であり、アメリカンフットボールの攻守交替をヒントにユニフォーム2色制の導入し、日勤と夜勤の勤務者の区別を明確にした。これにより、医師が指示を出す看護師が明確になり、職員のタイムマネジメント・働き方に関する意識改革が進み、時間外勤務の削減に顕著な効果が見られた。さらに、超過勤務と合わせて離職理由となっていた実践力の強化について、「ポリバレントナース(院内留学やジョブ・ローテーションを通じて、様々な看護単位で活動できるオールラウンドプレイヤー)」を育成し、急な欠勤への対応や業務量の多い部署への応援等を可能にした。これにより、業務過多の対策等がさらに充実し、ユニフォーム2色制を持続可能な取り組みとすることができ、残業時間数の削減、離職率の低下につながった。
 本取り組みは、高額な費用や大掛かりな設備投資を必要とせず、費用対効果が非常に高い。さらに、多くの病院で取り組むことができるという、汎用性の高さが評価された。
参照データ
取り組み
紹介動画
試行実施施設

この取り組みを参考に下記施設が試してみました!
・一般財団法人 脳神経疾患研究所附属総合南東北病院
【試行取組概要】【取組動画】
・独立行政法人地域医療機能推進機構 東京新宿メディカルセンター
【試行取組概要】【取組動画】
・医療法人春秋会 城山病院
【試行取組概要】【取組動画】
・社会福祉法人恩賜財団済生会支部東京都済生会 東京都済生会向島病院
【試行取組概要】【取組動画】
・広島県厚生農業協同組合連合会 廣島総合病院
【試行取組概要】【取組動画】
・社会福祉法人函館厚生院 函館五稜郭病院
・医療法人同愛会 小澤病院

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